お盆の帰省ラッシュ、ピークに 高速道は朝から渋滞

お盆を故郷で過ごす人たちの帰省ラッシュが１２日、ピークを迎えた。

　ＪＲ東京駅は朝から家族連れらで混雑。盛岡市の実家に帰るという横浜市戸塚区の伊藤文代さん（３７）は「３人並んだ席にしたかったので、１カ月前から切符をとった」という。長女の想良（そら）さん（９）は「おじいちゃん、おばあちゃんと会うのが楽しみ」。

　ＪＲ東海によると、午前中の東京発の東海道新幹線の指定席は満席になっている。午前１０時現在で東京発ののぞみ自由席の乗車率は１００～１５０％。ＪＲ東日本の東北新幹線などの下り指定席も、終日ほぼ満席の見込み。Ｕターンラッシュのピークは１６日とみられる。

　一方、日本航空の１２日の羽田発国内便は、午前１０時半現在で予約率が９４％。日本道路交通情報センターによると高速道路の下りは正午現在、中央道が小仏トンネル（東京―神奈川）を先頭に３０キロの渋滞。東北道の栃木ＩＣと関越道の花園ＩＣ（埼玉）を先頭にそれぞれ２４キロの渋滞となっている。