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次期「iPhone」は9月9日に発表!?

9月のiPhone発売に向けて、各方面での動きも活発化している。まず、そのXデーとなるiPhone発表のタイミングは、9月7日の週に発表するとの情報が出ている。

 BuzzFeedが伝えた記事の情報で、例年のAppleのパターンとも一致する。BuzzFeedでは特に9月9日という日付を指摘している。いずれにしても9月中には次期iPhoneが発売されることになる。

 今回のiPhoneからは、販売方式や価格も変更される可能性がある。米国最大手Verizon Wirelessは、iPhoneの割引販売をやめる可能性がある。それまで16Gバイトモデルを199ドルで販売してきたが、これが649ドルに跳ね上がることを意味する。

 業界4位のT-Mobileは既にiPhoneの割引販売を行わない代わりに、月額料金を支払えば年3回まで、同レベルの最新スマホに乗り換えられるプランを提供し、端末の初期費用を抑える施策を打ち出してきた。

 iPadシリーズに導入されたApple SIMによって、iPhoneの販売方式や価格についても2015年から変化が起きることになりそうだ。ユーザーとしては端末購入を含めたスマートフォンのトータルコストが上がる可能性があり、iPhoneの販売の伸びについて、波乱が生じる可能性もある。

AppleのMVNO参入のうわさと否定

 先週注目が集まったのは、Business Insiderが伝えたAppleの携帯キャリアビジネス参入のニュースだった。独自にネットワークを構築しない、仮想移動体通信事業者(MVNO)として参入するとの情報が流れたが、翌日、Appleは「計画したことがない」と否定している。

 一方のGoogleは「Project Fi」と呼ばれるMVNO事業を小規模にスタートさせた。業界第3位になったT−Mobile、逆に4位に転落したSprintの回線、そしてWi-Fiのいずれかから、最も回線状況が良いものを選んで通信する仕組みを備えている。またユーザーは、使い切れなかったデータ量に応じてキャッシュバックが得られる。ちなみに、Project Fiに対応するのはNEXUS 6だ。

 そうした背景から、「あるいはAppleも……」という憶測が流れるのは不思議ではない。前述の通り、ユーザーがデバイス上で通信会社を選択できるApple SIMを導入したことから、その候補に「Apple」が現れても驚かないかもしれない。

 ただし、デバイスメーカーとしてのAppleが、通信回線の品質まで責任を負いたいか、あるいはMVNOの方式でユーザー側のニーズをくみ取ることができるか、といわれると、あまり自由度がないのも事実だ。

 ただ、Apple SIMが、iPhoneのキャリアによる販売と通信プランを含めたユーザーのコストに影響する可能性が高まってきたことに対し、ニュースという形で反応があったと見てもよいかもしれない。

 Appleとしては、デバイスとiCloudApple ID)を活用したモバイル通信と生活環境の改善、というアプローチの範囲を超えないのではないかと考えられる。